イベント撮影をプロカメラマンに依頼すべき理由

プロカメラマンに写真撮影を依頼すれば安心 撮影知識

お子様の学校行事や習い事の発表会は、人生で一度きり。成長記録として綺麗に残したいけれど、1回限りのイベント撮影に不安は付きものですよね。

今回は、プロカメラマンの視点でプロに写真撮影を依頼する理由をご紹介します。

イベント撮影は難しい

最近のスマートフォンは高画質になり、旅先や日々のスナップ撮影ではプロのクオリティとも遜色ない写真が撮影できるようになりました。

ところが、失敗できないイベント撮影に限って、なかなか綺麗に撮れないケースが多いのです。ここではプロカメラマンの筆者がその理由を解説します。

会場が暗い

写真撮影をする上で最も大切なのは、撮影場所の明るさです。どのようなカメラにも共通して、写真撮影では被写体(撮るもの)を綺麗に写すために一定の明るさが必要になります。

ここで注意したいのが「明るさ」の定義です。撮影時に許容できる明るさは人間が目で見て「明るい」と感じる度合いではなく、撮影に使うカメラのセンサーサイズやレンズの口径の大きさに起因します。

つまり普段手持ちのスマホ撮影でブレてしまうような写真も、プロの機材であれば綺麗に撮影することができます。また、演奏会などで会場全体が暗いケースでは、三脚や一脚などを使って手ブレを抑えるケースもあります。

被写体の動きが多い

初心者のイベント撮影を難しくするもう一つの理由は、動きがある被写体の撮影です。お子様がかけっこやダンスで一生懸命に頑張る表情を写真に収めたいと願いつつ、実際に撮れた写真はボケていた…なんてことは”あるある”なのです。

動く被写体の撮影もまた、プロ仕様の機材スペックと相応の撮影技術が求められます。一定以上の速さで動く被写体を写し止めるためには、AF(オートフォーカス)の追尾性能とシャッタースピードの速さ、ピント合わせの技術が求められます。

スマホ撮影や初心者用カメラのオート撮影ではこれらの精度を高く保つことが難しく、やはりプロ仕様の機材に慣れたプロカメラマンに撮影を依頼することがおすすめです。

絶対に失敗できない

発表会や運動会は基本的にプログラムが決められており、撮り直しがきかないケースがほとんどです。「もし失敗したら…」と想像すると、きっと悔やんでも悔やみきれません。

かたや写真撮影にトラブルは付きもので、メモリーカードやバッテリーなどのちょっとした忘れ物から、故障などの機材トラブル、また久しぶりにカメラを使う方であれば、操作方法を忘れてしまったなんてこともあるかもしれません。

言わずもがな、プロカメラマンであれば安心です。現場には原則2台以上の機材を持ち込むプロカメラマンが多く、万一機材トラブルが発生しても決して撮り逃すことはありません。

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